全日空、新型機A320neoを受領、日系初?1月から国際線に / 2016年12月20日

 全日空(NH)はこのほど、日本の航空会社では初めてエアバスA320neo型機を受領した。1月中旬から中国線路などの近距離国際線に導入するほか、導入前に国内線で不定期に使用する可能性もあるという。

 A320neo型機は、従来機のA320ceo型機に比べて燃費効率が15%、航続性能が約7%優れており、小型機としては機内空間が広いことなどが特徴。これまでには14社が使用している。

 NHのA320neo型機はビジネスクラス8席、エコノミークラス138席で、ビジネスクラスには電動リクライニングシートを採用。また、エコノミークラスを含む全席にタッチパネル式モニターを設け、機内でのインターネット接続も提供する。

 ANAホールディングスは2014年に7機を発注しており、18年度までに全機を受領する予定。同社はそのほか、4機のA321ceo型機、26機のA321neo型機、3機のA380型機をエアバスに発注している。このうちA321ceo型機は今年11月に国内線での使用を開始した。