ヨーロッパ各地で厳しい寒波 週末にかけて30人以上死亡 / 2017年1月10日

ヨーロッパ各地が、厳しい寒波に見舞われている。

イタリアでは、寒波の影響で、少なくとも8人が死亡し、2016年8月、地震で甚大な被害を受けた中部のアマトリーチェも、大雪と強風で復旧作業に影響が出た。

また、ポーランドの一部では、気温が氷点下30度に達し、数日間で、少なくとも10人が死亡した。
中東などからの難民や移民、およそ1万5,000人が滞在するギリシャの島も大雪に見舞われ、難民らは、十分な暖房器具がないテントでの生活を余儀なくされている。

一方、大雪は空の便も直撃し、8日、トルコ・イスタンブールの空港では、あわせて640便が欠航した。
市内では、50cm以上の積雪を観測したところもあり、多くの学校が休校となった。