入国禁止措置の影響 日本航空で乗客の搭乗断念2件 / 2017年2月 3日

トランプ大統領によるイスラム圏7カ国の乗客のアメリカへの入国禁止措置の影響で、日本航空でアメリカに向かう乗客が、航空機への搭乗を空港で断念したケースが、2件あることがわかった。

日本航空によると、1月30日、イスラム圏7カ国の乗客が、海外の空港から日本経由でアメリカへ向かうため、航空機に搭乗しようとしたが、入国できない旨の説明を受けたため、搭乗を断念した。
また、31日には、国内の空港で、アメリカへ向かうイスラム圏7カ国の乗客が、同様の説明を受け、搭乗を断念した。

日本の航空会社で搭乗を断念したのは、初めて。
日本航空と全日空は、イスラム圏7カ国の乗客のアメリカ行きの便への搭乗を原則断る方針を決めている。