フィリピンの地震、死者6人に 空港滑走路などにも被害 / 2017年2月13日

 フィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)島のスリガオ(Surigao)で前日夜に発生したマグニチュード(M)6.5で、死者は11日までに少なくとも6人となった。この地震では他にも数千人が避難している。

 現地の災害対策当局によると、犠牲者の多くは地震による落下物が原因で死亡したという。また負傷者は少なくとも126人に上り、このうち15人は重体だという。

 米地質調査所(USGS)によると、地震が発生したのは現地時間の10日午後10時(日本時間同11時)で震源の深さは27キロ。

 首都マニラ(Manila)の南東約700キロに位置するスリガオでは地震により停電も発生した。またスリガオ最大規模のショッピングモールの建物や橋を含め多くの建物が損壊、崩壊した他、空港の滑走路にはひびが入った。