大統領令一時差し止め 米国内の各空港で「入国許可」の動き / 2017年2月 6日

入国禁止対象国の乗客の入国が許可され始めている。

一部の国のアメリカ入国を制限するトランプ大統領の大統領令に対し、連邦地方裁判所が一時差し止めたことを受け、アメリカの税関・国境取締局は、航空会社などに合法的な滞在資格がある対象者の入国を許可すると通知した。

対象者の入国支援をする弁護士は「アメリカに入国できるまで、予想できないことがある」と話した。
ニューヨークの空港などでは、大統領令によって、入国が拒否された移民や難民を、弁護士らがボランティアとして支援している。

団体の関係者によると、「5日には、より多くの人の入国が予想される」としている。