成田、9月に到着時免税店2軒を開業、年内に5軒体制へ / 2017年7月 3日

 成田国際空港(NAA)の完全子会社で、空港内免税店を運営するNAAリテイリングは9月初旬に、第2ターミナルビルの国際線到着エリアに免税店を2店舗開業する。2017年度の税制改正で、4月から空港の到着エリアに「到着時免税店」を設置できるようになったことを受けたもの。そのほか年内をめどに、第1ターミナルに2店舗、第3ターミナルに1店舗を開業する予定で、NAAによれば17年度末までに5店舗で数億円の売上を見込むという。

 免税店では外国製の酒類とタバコを販売。第2ターミナルビルでは、本館2階の北側検疫検査場の前に「Fa-So-La ARRIVAL DUTY FREE NORTH」、南側検疫検査場の前に「Fa-So-La ARRIVAL DUTY FREE SOUTH」をそれぞれ開業する。第1ターミナルは北ウイング1階と南ウイング1階、第3ターミナルは本館1階に開業する予定だ。敷地面積はそれぞれ約100平方メートルで、第1ターミナルの南ウイングの店舗のみ約50平方メートルとした。