ルフトハンザグループのオーストリア航空(OS)は2018年夏期スケジュールより、成田/ウィーン間の直行便を週5便で運航再開する。同路線は2016年9月に運航停止となっていたもの。
ウィーンまでの飛行距離は9100キロメートル超で、飛行時間は約12時間。使用機材はボーイング777-200を予定しており、ビジネスクラスとエコノミークラス以外にに、プレミアムエコノミークラスも用意。プレミアムエコノミーでは、エコノミークラスより充実したスクリーンを通じた機内エンターテインメントや機内食を提供する。
オーストリア航空 CCOのアンドレアス・オットー氏は、今回の予想よりも早く成田線のフライトを再開できるとして喜びのコメントを発表。その理由を「日本における景気停滞と円安を受けて収益性が低下したことを踏まえ、当社は2016年9月に成田線の運航を一時停止しました。しかし、市場および業績はここ数ヶ月間で大きく改善し、再びポテンシャルを感じています。本路線には確固たる需要があります」と述べている。
ルフトハンザグループ日本・韓国支社長ドナルド・ブンケンブルク氏は、日本におけるルフトハンザグループのプレゼントがさらに高まることを期待。共同事業でパートナーシップを組むANAとともに、さらに価値あるサービスを提供していきたいとしている。
運航スケジュールは以下のとおり。
※路線:便名:運航日 出発・到着 (いずれも現地時間)
なお、航空券の購入は関係当局の認可次第可能となる。