ルフトハンザ、18年冬は関空線デイリー化、成田線再開は未定 / 2017年10月23日

ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)とスイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)の日本・韓国支社長を務めるドナルド・ブンケンブルク氏は10月20日の記者懇談会で、2017年冬ダイヤでは週5便で運航するLHの関空/フランクフルト線を、18年冬ダイヤではデイリー運航に増便すると発表した。同路線は近年、夏ダイヤではデイリーで、冬ダイヤでは週5便で運航しているが、需要の増加を受けて通年のデイリー化を決定したという。

 一方、今年の1月から運休中の成田/フランクフルト線については「(再開の)具体的な計画はない」と説明。LXが成田/チューリッヒ線を運航していること、オーストリア航空(OS)が来年5月に成田/ウィーン線を再開することを説明し、「(成田線については)グループとしての運航を考えている」と語った。

 そのほかには、全281席のA340-600型機で運航している羽田/ミュンヘン線について、17年冬ダイヤ期間中にA350-900型機を導入する考えを示した。座席数は未定で、LHのウェブサイトでは全293席または全319席の2パターンを紹介している。