外務省情報の記事一覧

タイに対する渡航情報(危険情報)の発出

●首都バンコク
渡航の延期をお勧めします(引き上げ)

業務等の必要性があってやむをえず渡航される方は、洪水被害に巻き込まれることのないよう適切な安全対策を講じてください。

また、既に滞在中の方は、事情が許す限り、早めに国外への出国を含め安全な場所の確保若しくは安全な場所への移動を検討してください

●アユタヤ県、パトゥムタニ県、ノンタブリー県、ナコンパトム県及びサムットサコン県渡航の延期をお勧めします(引き上げ)

業務等の必要性があってやむをえず渡航される方は、洪水被害に巻き込まれることのないよう適切な安全対策を講じてください。

また、既に滞在中の方は、事情が許す限り、早めに国外への出国を含め安全な場所の確保若しくは安全な場所への移動を検討してください

チリ:外国人旅行者の盗難被害の急増に伴う注意喚起

1 チリは、中南米諸国の中では比較的治安が良いと言われてきましたが、最近、外国人旅行者が置き引き、スリ、ひったくり等の盗難被害に遭うケースが急増しています。特にアントファガスタ州カラマ市においては、2011年1月から10月までの邦人被害件数が、在チリ日本国大使館に報告されたものだけで6件も発生しており、中には邦人被害者がケガを負わされたケースもあります。

2 被害報告によれば、主な盗難被害発生場所は、サンティアゴ市とサン・ペドロ・デ・アタカマ市間の長距離バスの車内、カラマ市のバスターミナル及びその付近のレストランで、報道等では犯罪グループはすきがありそうな外国人旅行者を常時物色しているとのことです。その他、レストランやバー等の飲食店でも同様の被害が急増しており、こちらにも注意が必要です。

3 つきましては、チリに入国の際は、治安が良い国だから犯罪の被害に遭わないだろうといった心のすきを作ることなく、目立つ服装や行動は取らない、貴重品を始めとする持ち物は常に肌身から離さない、常に周囲に気を配り警戒していることを相手に悟らせる等の防犯対策を十分心掛けてください。

タイに対する渡航情報(危険情報)の発出

●ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡)
  :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)

●ソンクラー県(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)
  :「渡航の是非を検討してください。」(継続)

●シーサケート県のプレアビヒア寺院周辺地域(同県のカンボジアとの国境地域東部)
  :「渡航の是非を検討してください。」(継続)

●アユタヤ県、パトゥムタニ県、ノンタブリー県、ナコンパトム県及びサムットサコン県
  :「渡航の是非を検討してください。」(不要不急の目的で滞在されている方は、事情が許せば、早めに国外への出国を含め安全な場所の確保を検討してください。)(継続)

●首都バンコク
  :「渡航の是非を検討してください。」(不要不急の目的で滞在されている方は、事情が許せば、早めに国外への出国を含め安全な場所の確保を検討してください。)(引き上げ)

●スリン県の一部(パノム・ドン・ラック郡及びガープ・チューン郡のカンボジアとの国境地域)
  :「十分注意してください。」(継続)

 

 
●ブラジリア連邦区、サンパウロ州大サンパウロ圏及びカンピーナス市、リオデジャネイロ州大リオ圏、アマゾナス州大マナウス圏、パラー州大ベレン圏、ペルナンブコ州大レシフェ圏、バイア州サルバドール市及びエスピリトサント州大ビトリア圏、パラナ州大クリチバ圏:「十分注意してください。」(継続)
1.概況
 ブラジルにおいては、所得格差による貧困、麻薬を起因として、強盗、殺人等の凶悪犯罪が多発しています。また、ほとんどの一般犯罪には銃器が使用され、抵抗すると銃器等で危害を加えられる可能性が非常に高く、注意しなければなりません。凶悪犯罪は、大都市で生起したものが報道で紹介され、目立ちがちですが、地方都市においても基本的に同様であり、油断できません。観光地の非常に美しい場所においても、銃器を使用した凶悪犯罪が多発しています。
 麻薬等に絡んだ組織的な犯罪も多発しており、特にリオデジャネイロ及びサンパウロにおいて、ファベーラ(スラム街)を活動拠点とする犯罪組織間の抗争事件又はこれら組織と治安当局との間の銃撃戦が後を絶たない状況です。ファベーラ周辺での流れ弾による被害や路線バスが無差別に放火される事件も発生し、一般市民にも犠牲者が出ており、状況は深刻化しています。日系団体等所在地及び在留邦人居住区においても銃器を使用した侵入強盗、路上窃盗及び車両強盗等の凶悪犯罪が多発しています。
 誘拐事件に対しても引き続き警戒が必要です。特に、都市部では昼夜を問わず「短時間誘拐」(「電撃誘拐」ともいわれ、金品や車両を強奪するために、銃等を使って脅迫し、一時的に拘束するもの。ATM等で現金を引き出させたり、携帯電話や車両を奪った後に連絡手段のない市街から離れた場所で解放するのが一般的な犯行パターン。)が多発していることから、防犯対策に留意し、行動する時間帯や場所等に十分注意する必要があります。

2.地域情勢
 以下の地域:「十分注意してください。」
 以下の地域に渡航・滞在を予定されている方、又は既に滞在中の方は、安全対策を強化し、渡航・滞在を予定されている方は、必ず報道やインターネットから最新の現地治安情報を入手し、自らの安全確保に努めるとともに、下記情勢に留意し、犯罪等に巻き込まれることのないよう十分注意してください。

オランダ、ベルギー:列車内での盗難被害に関する注意喚起

1.旅行シーズンの到来を迎え、在オランダ及びベルギーの日本国大使館には、日本人旅行者から、オランダ・ベルギー間を列車で移動中、貴重品の入ったバッグ等の盗難に遭ったとの被害届が多数提出されています。

2.被害は、ブリュッセル・ミディ駅又はアントワープ駅(いずれもベルギー)とロッテルダム駅、アムステルダム駅(いずれもオランダ)を結ぶ列車内で多発しており(パリからブリュッセル南駅を経由し、アムステルダムに向かうタリス車内においても発生しています。)、以下のようなケースが多く見られています。

(イ)仮眠、読書、及び会話中に盗まれる。
(ロ)停車時、ホームへ下りる準備をしている際、椅子、テーブル又は棚の上に置いていたバッグ等をちょっとした隙に盗られる。
(ハ)停車時窓の外から窓を叩いて、所持者の気をそらせている間に他の者が鞄を盗む。
 
3.被害者は、大型スーツケース、中型キャリーバッグ及び小型バッグ等を所持する場合が多く、犯行グループの標的とされた各種バッグには、旅券、現金、財布、パソコン等を入れていたとのことです。単独旅行者か、複数人の団体旅行者かかかわらず、外国旅行中の疲れから荷物管理の注意力が散漫になりがちです。移動中の携行荷物は極力コンパクトにまとめ、貴重品を入れるバッグは身体から離さないようにし、自ら安全対策を講じることをお勧めします。

4.なお、現在、電車内において抜き打ちに警察官等が身分証明書、旅券等の提示を求め身元確認を行っております。仮に、盗難発生後、無旅券での渡航を継続し、旅券等が提示できない場合は、警察に身柄を拘束されるおそれがありますので、旅券の盗難・紛失を認知した段階で最寄りの警察への届け出を行うとともに、現地を管轄している大使館で旅券等の発給を受けるよう所要の手続きを行ってください。

エジプト:政変後の治安情勢に関する注意喚起

エジプトでは、5月7日夜、カイロ西方のインババ地区において、宗教施設への放火を含むイスラム教徒とコプト教徒間の大規模な衝突事案が発生しました。報道によれば、この衝突で200名以上の死傷者が生じ、また約200名が拘束された模様です。
  翌8日には、カイロ中心部に所在する国営テレビ局、米国大使館付近路上等にてコプト教徒によるデモや集会があり、タハリール広場に近接した考古学博物館北方の路上では、デモ隊の一部とデモに抗議するイスラム教徒との間で投石を伴う衝突も生じました。
  エジプト政府は、一連の衝突事案に関して緊急閣議を開催し、不法行為者へは厳しく対応するとして事態の収拾に努めていますが、デモや集会に関連した衝突や混乱は、今後も時間や場所を問わず突発的に発生する可能性があります。

つきましては、エジプトへの渡航を予定されている方は、同国への危険情報に留意するとともに、滞在中の方は、夜間外出禁止時間帯の外出は厳に控え、それ以外の時間帯であっても、不測の事態に巻き込まれないよう、外出時は身分証明証を必ず携行し、単独行動は避け、夜間は車の移動の際も十分注意してください。
  また、曜日や時間を問わず、デモや集会が行われる可能性がある宗教施設、タハリール広場、内務省、首相府等各省庁、議会、裁判所等の政府関連機関、国営テレビ局、外国公館付近やその他大勢の人が集まる公共の場所には不要不急の場合は近づかない、周囲の状況に注意する等、自らの安全確保に努めてください。デモや集会に遭遇した場合は近づくことなく、すぐにその場から離れてください。



モロッコの観光地で自爆攻撃か、外国人含む15人が死亡

モロッコ:マラケシュにおける爆発事案の発生に伴う注意喚起

[マラケシュ 28日 ロイター] モロッコ国営テレビによると、同国中部マラケシュの中心部にあるカフェで28日爆発があり、外国人10人を含む15人が死亡した。イスラム過激派による攻撃の可能性もある。

爆発があったのは、外国人観光客に人気のジャマエルフナ広場にあるカフェで、国営の2Mテレビによると、死者のうち6人がフランス人、5人がモロッコ人で、残る4人は外国人だが国籍は不明。また、医師によると、外国人を含む18人が負傷して病院に搬送されたという。

オーストリア、大使館業務を都内から大阪に移す

福島第1原発の事故の先行きが不透明なことから、オーストリア外務省は15日、大使館の業務を都内の大使館から大阪にある総領事館に移すと発表した。

リビアに対する渡航情報(危険情報)の発出

    2011年2月15日、リビア北東部の都市ベンガジにおいて反政府デモが
  発生し、その後、ベイダ等キレナイカ地方(リビアの東部地域一帯)の
  海岸部にある主要都市をはじめとする各地にも反政府デモが拡大し、治
  安当局との衝突により死傷者が発生しました。

 

リビアに渡航延期勧告 在留邦人全員の安全は確認

リビアに対する渡航情報(危険情報)の発出(2011/02/22)

 リビア情勢の悪化を受け、外務省は、渡航延期を勧告する危険情報を出し、在留邦人にできる限り早く退避するよう求めました。

 外務省によると、リビア滞在の日本人は、観光客7人のほか現地に進出している企業関係者ら合わせて87人で、現在のところ安全が確認されています。外務省では、渡航延期を勧告する危険情報を出したうえで、在留邦人に対して早期の出国を求めました。
 菅総理大臣:「大きな影響を受け得るこの問題について、それぞれの省庁でしっかりと状況を把握しながら、きっちとした対応を取ってまいりたい」
 菅総理は、中東情勢に関する情報収集や邦人保護のほか、原油価格の高騰などによる日本経済への影響について分析するよう指示しました

1 2 3 4 5 6 7