OAGがこのほど発表した「The OAG Megahubs index」で、ハブ空港としての規模が大きい空港1位はアメリカのハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港となった。同調査は、2015年のうち世界全体で最も航空機の発着回数が多かった日を対象に、各主要空港で8時間以内に乗り継ぎできる回数を調査し、指標化したもの。世界全体の空港を対象とした上位50位のほか、各地域別空港や乗継回数の伸び率、LCCの乗り継ぎのみを対象としたランキングも発表している。
OAGによると、世界1位のハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港の調査対象日における乗継可能回数は、57万回以上だった。このほか世界全体のランキングでは、2位にシカゴ・オヘア国際空港、3位にダラス・フォートワース空港が入るなど、上位50位のうち約半数をアメリカの空港が占めており、OAGではアメリカ国内における市場規模が大きいことが要因との見方を示している。
日本からは、世界18位に東京国際空港(羽田)がランクイン。アジアを対象としたランキングにおいても、羽田が2位を獲得した。ランキングの詳細は下記および次ページ以降の通り。
【10月5日 AFP】(一部更新、写真追加)スウェーデンのカロリンスカ研究所(Karolinska Institute)は5日、2015年のノーベル医学生理学賞(Nobel Prize in Physiology or Medicine)を、アイルランド出身のウィリアム・キャンベル(William Campbell)氏と大村智(Satoshi Omura)北里大(Kitasato University)特別栄誉教授の両氏、さらに中国の屠呦呦(Youyou Tu)の3氏に贈ると発表した。
キャンベル氏と大村氏は「寄生虫の寄生に起因する感染症の新治療法の発見」によって賞の半分を共同で受賞。残る半分は「マラリアの新治療法に関する発見」が評価された屠氏に贈られる。(c)AFP
新関西国際空港と中部国際空港はこのほど、2015年のシルバーウィーク期間の関空と中部の国際線予約の推計値をそれぞれ発表した。対象期間は関空が9月18日から23日までの6日間で、中部は18日から27日までの10日間。この時期のシルバーウィークは6年ぶりとなるため前回からの伸び率は発表していないが、総旅客数は関空が29万6000人、中部が13万3300人に達する見込みとなった。
関空はゴールデンウィーク期間(4月24日?5月6日)と比べて、1日あたりの総旅客数が15%増と大きく伸長。同社ではインバウンド需要が増加し、5月に比べて就航便数が増えたことが要因と見ている。出発旅客数は15万200人で、到着旅客数は14万5900人。出入国のピークは出発が9月20日で2万9500人、到着は9月23日で2万9300人と予測した。
出発旅客を方面別で見ると、中国が3万900人と全体の20.6%を占め1位に。1月から6月までの出入国者数統計では、関空における中国人の入国者数が前年比152%増と大幅に伸長していることから、同空港では正確な数字は発表していないものの「インバウンド需要が高い割合を占めている」との見方を示している。2位は韓国が2万9700人、3位は台湾が2万2800人。6年前の前回のシルバーウィークと比較すると「前回は日本人に人気の国が上位を占めていたが、今年はインバウンド需要がベースになっている」という。
中部もゴールデンウィーク期間(2015年4月28日?5月6日)と比べて、1日あたりの総旅客数が11.8%増と大きく増加。関空と同様、5月以降に就航便数が増えたことが要因との考えで、中国路線については5月時点では週296便だったが、シルバーウィーク時点では週335便に増加する予定となっている。出発旅客数は6万400人で、到着旅客数は7万2900人。出入国のピークは出発が9月19日で9600人、到着は関空と同じく23日で9700人となる見込みだ。
方面別で出発旅客で最も大きなシェアを占めたのは中国の1万2800人。次いで、東南アジアが1万600人、北米・ビーチリゾートが9200人となった。中部によると6年前のシルバーウィークでは1位が韓国、2位が中国、3位は東南アジアで、近年の旺盛なインバウンド需要が中国を1位に上昇させたとの見方を示している。
連日大勢の移民や難民が到着しているドイツ南部バイエルン(Bavaria)州ミュンヘン(Munich)の警察当局は13日、前日の12日だけで1万2200人が到着したことを受け、受け入れ人数が限界に達していると警告した。
?警察の報道官は、「昨日(12日)は計1万2200人の難民が到着し、今日も大勢が到着する見込みだ。昨日の数を考えると、我々の受け入れ能力が上限に達していることは非常に明確だ」と指摘し、「今日の目標は、ここからできるだけ多くの人を移動させ、新たに到着する人の場所を確保することだ」と語った。
?ミュンヘンはハンガリーやオーストリアを経由して、列車でドイツに到着する難民らの主な玄関口になっており、先週末には約2万人がミュンヘンの鉄道駅に到着した
5月末のゴールデンウイークとともに、だんだんその名称が定着しつつある秋のシルバーウイークだが、この大型連休を使って旅行やレジャーに出かける人も多いことだろう。今年のシルバーウイークの期間は18?23日で、ほぼ1週間となっている。これだけの休みがあれば、海外旅行にも十分出かけることができる。こうしたことからも旅行会社などでは、このシルバーウイークでの旅行者の増加をはかるために、積極的に宣伝を行っている。
そうしたなか、北海道旅客鉄道、東日本旅客鉄道<9020>、東海旅客鉄道<9022>、西日本旅客鉄道<9021>、四国旅客鉄道、九州旅客鉄道のJR旅客6社は4日、今月9月のシルバーウイーク期間(18?23日)の予約状況を発表。それによれば、新幹線や在来線特急などの予約席数は197万席であり、昨年の同時期(9月19?24日)と比べて約2倍となったことがわかった。
各社によれば、北陸新幹線は西日本旅客鉄道の区間で昨年の在来線特急と比較すると6倍以上の12万7000席が予約されたそして東海道新幹線の予約は77万席で、長距離の予約が好調に推移しているとのこと。他の新幹線については、山陽新幹線が46万4000席、九州新幹線は7万7000席、東北新幹線は30万5000席という予約状況になっている。
各社の予約率、下りピーク日、上りピーク日を見てみると、北海道旅客鉄道の予約率は44%で、下りピーク日は9月19日(土)、上りピーク日は9月19日(土)となっている。東日本旅客鉄道の予約率は34%で、下りピーク日は9月19日(土)、上りピーク日は9月23日(水)となっている。東海旅客鉄道の予約率は35%で、下りピーク日は9月19日(土)、上りピーク日は9月23日(水)となっている。西日本旅客鉄道の予約率は39%で、下りピーク日は9月19日(土)、上りピーク日は9月22日(火)となっている。四国旅客鉄道の予約率は29%で、下りピーク日は9月19日(土)、上りピーク日は9月22日(火)となっている。九州旅客鉄道の予約率は40%で、下りピーク日は9月20日(日)、上りピーク日は9月22日(火)となっている。なお、データは四国旅客鉄道をのぞいて3日時点のものとなっている。四国旅客鉄道のみ4日時点の情報。
シルバーウイークという名称の認知度が高まるにつれて、この時期に出かける人の数も増えている。このままこの傾向が続けば、ゴールデンウイークとともに大型連休として定着しそうな気配だ
初めて来た空港で現金自動預払機(ATM)やレストランを探してぐるぐる歩き回りたくはないものだ。米ユナイテッド航空(United Airlines)は、観光客が空港で迷子にならないよう、スマートフォン(多機能携帯電話)のアプリケーションを刷新した。
?新アプリは、コンパスさながらに観光客をサポートする。搭乗券を一度スキャンすれば、搭乗口までの直行ルートを教えてくれるのはもちろん、出発便・到着便を問わず、関心を呼びそうなあらゆる近隣スポットを一覧表示してくれる。旅行客は最も近い喫茶店や書店、ファストフード店などへの行き方が分かるほか、もっと大事なことには、そこに着くまでのおおよその時間も知ることができる。
?アプリにはさまざまな双方向地図サービスが組み込まれており、新機能ではシカゴ(Chicago)、デンバー(Denver)、ヒューストン(Houston)、ロサンゼルス(LA)、ニューアーク(Newark)、サンフランシスコ(San Francisco)、首都ワシントン(Washington DC)の空港が加わった。ユナイテッド航空によると、対象の空港は今後も拡大する予定。
?アプリは、www.united.com.からダウンロードできる。
オーストラリアのメルボルン(Melbourne)が、5年連続で世界で住みやすい都市の1位に選ばれた。
?英経済誌「エコノミスト(Economist)」の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(Economist Intelligence Unit、EIU)」が発表した恒例の「世界の都市の住みやすさ」ランキングで、オーストリアのウィーン(Vienna)、カナダのバンクーバー(Vancouver)を抑え、メルボルンが5年連続で1位となった。
?ランキングは、世界中の140の都市を安定度、保健医療、文化・環境、教育、インフラの5つのカテゴリーの調査の結果を評価するもの。富裕国で、比較的人口密度の低い中規模サイズの都市が高得点を獲得した。トップ10のうち7つはカナダとオーストラリアの都市だった。
?調査によると、英ロンドン(London)、米ニューヨーク(New York)、仏パリ(Paris)、東京といった世界の中心的な都市は、「大都市の興奮」を売りにしているが、インフラの過剰拡大と大都市化のもたらした高い犯罪率などがマイナス面となっている。東京は15位、パリ29位、ロンドン53位、ニューヨークは55位だった。
?トップ5の都市は去年と同じだが、全体では3分の1以上に順位の変動があった。昨年より「住みよさ」の水準が落ちた都市は、フランスやチュニジアで起きたテロ事件、中東のイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」などに見られる、脅威の拡大による不安定な状況を反映したもの。
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国は、酷暑と多額の費用を掛けたプロジェクトで知られるが、今度は全長1.2キロの滑走コースがある世界最大の屋内スキー場の建設計画を発表した。
?ギネス世界記録(Guinness World Records)によると、現在世界最大の屋内スキー場は、同じドバイに2005年にオープンした巨大ショッピングモール「モール・オブ・ジ・エミレーツ(Mall of the Emirates)」の中にある全長400メートルのコースを備えたスキー場で、夏には気温が45度に達することもある中、通年営業している。
?4日のドバイ政府の発表によると、新設される屋内スキー場は巨大複合プロジェクト「メイダン・ワン(Meydan One)」の一環で、高さ711メートルの超高層マンションや、420メートルにわたる豪華噴水、広大なショッピングセンター、客室350室のホテル、ヨット・マリーナなどと一緒に建設される予定。砂漠に位置するメイダン競馬場(Meydan race track)から、世界一の超高層ビル「ブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa)」にまで広がるプロジェクトで、総工費は最大250億ディルハム(約8500億円)になる見通しだと、現地日刊紙「アルバヤン(Al-Bayan)」は報じている。©AFP
西欧のスペインとポルトガルでは29日、最高気温が40度を超える酷暑となり、健康上の懸念が生まれている。この熱波は、今週中にはフランスと英国にも到達するとみられている。
?スペイン・コルドバ(Cordoba)地方では最高気温が44度まで上がる見込みで、同国気象庁は、健康に「極めて危険」な天候であることを示す最高レベルの「赤警報」を発令。ポルトガル内陸部のカシュテロブランコ(Castelo Branco)とポルタレグレ(Portalegre)では気温が41度に達した。
?一方のフランスでは、今週半ばまでに気温が39度まで上昇する見込み。また英国でも気温が30度代半ばまで上昇すると予想されている。
?フランスでは2003年、欧州各地を襲った熱波が原因で、高齢者を中心に1万5000人近い死者が出ており、当局は今回の熱波予報を受け、エアコンを設置している公共の施設に対して、一般市民が暑さをしのげるよう協力を呼び掛けている
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