トピックスの記事一覧

「観光が新しい日本を作る」?観光業界のミッションと求められる人材

日本観光振興協会が日本学生観光連盟との共催で開催した第8回産学連携オープンセミナーの中で、旅行会社、鉄道会社、航空会社、ホテルの代表と学生によるパネルディスカッションが行なわれた。短い時間となったため、それぞれの見地からの発表となった感があったが、それをつなぎ合わせることで、今後の観光業界が担う役割が見えてきた。また、固定概念にとらわれない学生の意見は新しい可能性を予感させるものであり、各業界代表による今後の観光業の展望や求められる人材の話は、学生はもとより、観光業を担う業界従事者にも役立つだろう。

京都府立大・府立医大・工繊大 共同学舎建設へ

京都府は府立大、府立医科大、京都工芸繊維大の学生が教養教育を一緒に受ける学舎の建設に新年度から着手する。異なる分野を専攻する学生がともに学ぶことで、刺激し合う効果を期待する。2014年3月の完成予定で、全国でも例がない施設という。

 新学舎は教養教育共同化施設(仮称)。京都市左京区の府立大敷地内に建設し、鉄筋コンクリート造り3階建て、延べ床面積9100平方メートルの規模。

 外観は府立大の本館と同様に屋根の軒を伸ばしたデザインで、大小の講義室やゼミ室、研究室を備えるほか、1階は一般の人も利用できるレストランも設ける。年間に3大学の学生約1200人が学ぶ。

 3大学は昨年1月、教養教育の共同施設を設ける覚書を締結。全国でも珍しいとされる教養教育の共同実施を目指し、府が施設建設を受け持つ。

 総事業費は28億円を見込み、府は2012度当初予算案に敷地の基礎工事分にあたる2億2千万円を計上した。13年度に本体工事に着手する。

 周辺の総合資料館や植物園を含めた「北山文化環境ゾーン」の再整備の一環で、府大学振興課は「3大学が共同施設でともに教養教育に取り組むことで、学生の多様な関心や知的欲求に応えられる」と話している。

故福井謙一氏の遺品やメダルなど展示 京都大

日本人で初めてノーベル化学賞を受賞した故福井謙一博士(1918?98年)の遺品やノーベル賞のメダル、賞状の複製品などを並べた展示コーナーが京都市左京区の京都大福井謙一記念研究センターに完成し、6日に除幕式があった。折り込みチラシの余白を使った絶筆の研究メモもあり、博士の学問への情熱が伝わってくる。

 福井博士は、化学反応過程における電子の振る舞いを解明し、「フロンティア電子理論」として52年に発表、81年にノーベル化学賞を受賞した。

 展示コーナーは、センターの1階に設けられた。ノーベル賞関連の資料の他、研究室で使用していた机やいす、筆箱、タイプライター、書き込みが入った専門書や愛読書の複製品、写真パネルなどが並び、研究者としての足跡をたどることができる。

 除幕式に参加した妻の友栄さん(86)は「夫は技術の進化だけでなく、進化をコントロールする知恵も大事に思っていた。そのような人柄も展示から感じ取ってほしい」と話していた。

 閲覧は事前に申し込みが必要でセンターTEL075(711)7708へ。

あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

おかげさまで弊社・業務渡航センター激動の2011年を乗り切ることができました。
しかし、国内では一企業の努力だけではカバーしきれない「震災や原発問題」にあって、あらゆる業種の企業が非常に厳しい状況に直面 しています。また、海外に目を転じますと、想像を絶するスピードで円高が進み、東アジアでは予測がつかない事態がいつ起こっても不思議ではない状況にあります。

しかし、私たち「業務渡航センターのスタッフ」それぞれは、どのような状況になっても、「お客様に喜んで頂く」という基本に立ちかえって、地道に、ひとつずつ、目の前のできることから取り組んで参ります。

本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。

株式会社業務渡航センター 社員一同

本年(2011年)の営業は終了しました

弊社・業務渡航センターの本年(2011年)の営業は終了しました。

新年は「1/5(木)」からの営業となります。
本年も、従来と変わらぬご愛顧をいただきありがとうございました。

我々「旅行・観光産業」は3月11日の震災&原発事故以降、特に厳しい状況になり、弊社も少なからず影響を受けましたが、多くのお客様に応援頂き何とか乗り切ることができました。
ありがとうございました。

2012年も引き続きのご愛顧をよろしくお願いいたします。

では、よいお年をお迎えください

株式会社 業務渡航センター 社員一同

タイ洪水:日本航空が支援物資の無償輸送開始へ

日本航空は9日、タイ中心部で洪水被害が拡大していることを受け、バンコク行きの定期便で、支援物資の無償輸送をすると発表した。期間は10日から来月9日まで。

 日航によると、無償にするのは、政府や地方自治体などの公的機関と、援助活動を続けるNPO法人JPF(ジャパン・プラットフォーム)から、タイの公的機関に対する支援物資。運ぶのは1団体当たり1トン以内。貨物室の空きスペースを利用する。

 タイ・バンコクへの定期便は、成田、羽田、関西国際の3空港から1日計4便が就航している。問い合わせは日航広報部(03・5460・3104)へ。

中国国際航空など、EUの航空会社向け炭素税めぐり提訴も

「炭素税」とは温暖化防止のための環境税

中国国際航空(エア・チャイナ)など中国の主要航空会社は、欧州連合(EU)が来年1月から域内離発着便を運航する航空会社に対して課す炭素排出費(炭素税)をめぐり、提訴を検討している。

 業界団体、中国航空運輸協会(CATA)副秘書長(副事務長)の柴海波(Cai Haibo)氏が9日、ロイターに明らかにした。

 柴氏は「炭素税は不公平だ。我々は欧州航空機大手エアバスから航空機を購入している。炭素排出でどこかが責められるとしたら、生産者であり、購入者ではないはずだ」と述べた。

 中国国際航空以外では、中国東方航空、中国南方航空、海南航空が提訴に加わる予定という。

 EUによる航空会社向け炭素税導入をめぐっては、米国航空運送協会や米アメリカン航空,米ユナイテッド・コンチネンタルもロンドンの高等裁判所に提訴。昨年、欧州司法裁判所(ECJ)に審理が移され、来年初めにも判決が下される見込みだ。

岡崎の夜 包む光 30日まで、文化施設も開館印刷用画面を開く

文化施設が集まる京都市左京区の岡崎地域へ夜に足を運んでもらうイベント「岡崎 あかりとアートのプロムナード」が27日始まった。市美術館の壁面いっぱいに光の映像が連続照射され、流れるように色や形を変える闇夜の空間芸術が市民らを魅了した。

 高さ約20メートル、幅100メートルに及ぶ壁面アートは、午後6時に始まった。一筋の光が走り、次第に建物の輪郭を彩り、普段は暗がりに溶け込む美術館を白い神殿や華やかな宮殿のように浮かび上がらせた。

 円窓からチョウや人のシルエットが現れては消え、水があふれ出すように見える場面もあり、大勢の市民が立ち止まって眺めた。

9月の出国者数、3ヶ月連続増?訪日は24.9%減、減少幅縮小836

日本政府観光局(JNTO)によると、2011年9月の日本人出国者数の推計値は、前年比6.7%増の164万5000人となり、3ヶ月連続で前年を上回った。また、1月から9月の累計は0.3%増の1253万1000人となり、震災後初めての前年超えとなった。円高が進行し、米ドルをはじめ香港ドル、台湾ドル、韓国ウォン、タイバーツなどに対して円が最高値または近い水準を保っていることが、海外旅行需要を後押ししたとの考えだ。

 一方、9月の訪日外客数は、推計値で24.9%減の53万9000人となった。震災発生後徐々に減少幅は縮小傾向になり、9月は減少幅が2割台まで回復。ただし、JNTOでは、原発事故による放射能汚染に対する懸念が依然として強く、子供連れの家族旅行や富裕層の回復に影響していると分析、また、続く円高や燃油サーチャージの上昇も阻害要因となったという。一方、観光客に比べビジネス客が先行して回復しているとも指摘。被災地から離れた北海道や関西、九州、沖縄への訪日旅行需要も一部市場では回復傾向にあるとした。

 国、地域別でみると、タイが7.2%増と震災後初めて前年を上回り、9月中旬に震災後初めて実施したチャーター便による訪日ツアーもあり、9月単月で過去最高を記録。インドも9.4%増と前年を上回った。一方、最も減少幅が大きかったのはオーストラリアの43.8%減で、次いで韓国の36.9%減、カナダの36.0%減となった。また、9月から個人観光ビザの要件が緩和された中国は18.0%減、台湾は17.5%減、香港は15.6%減と減少幅が縮小した。

抱腹絶倒すればへそで茶が沸く? 京大で企画展

伝統工芸からIT(情報技術)を駆使した最先端のアートまでを集めた企画展「第2回文化とコンピューティング アートフェア」が、京都市左京区の京都大時計台記念館で開かれている。

 コンピューターと文化のかかわり、表現の可能性などを探るのが狙い。清水焼や文化財修復、金属細工、コンピューターグラフィック(CG)など22のブースが並ぶ。

 へそにセンサーを装着し、抱腹絶倒しなければお茶が沸かない仕掛けの作品「へそ茶」の挑戦者には、制作者自ら笑い話を披露してくれる。22日まで。無料。

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