世界の空港情報の記事一覧

関西エアポートが2017年1月28日(土)、関西空港に「第2ターミナル(国際線)」を開業します。

関西空港にはすでにLCC専用の第2ターミナルがありますが、これは同日から「第2ターミナル(国内線)」に変わります。

「第2ターミナル(国際線)」には、物販店や飲食店、観光案内所に加え、ATM、外貨自動両替機なども設置。国際線制限エリアには、日本の空港では初めてというウォークスルー型の免税店が導入されるほか、中国人旅行客を意識し、ドラッグストアや時計専門店もオープンする予定です。

 関西エアポートは「お客様が便利に、快適にご利用いただけるよう、充実した店舗・機能を備えた空間となっておりますので、ぜひご期待ください」としています。
 (台北 5日 中央社)桃園メトロ(MRT)の陳凱凌総経理(社長)は4日、空港線台北駅にチャイナエアライン(中華航空)とエバー(長栄)航空が市内チェックインカウンターを設置する方針であることを明かした。搭乗手続きと受託手荷物の預け入れが可能になる。

 空港線では3日から2日間に渡り、設備や案内などに問題や改善すべき個所がないかを確認する1回目の点検作業が行われた。来年2月末までの開業に期待が集まる中、賀陳旦・交通部長(交通相)は楽観的見方を示し、「努力する」と語っている。
 訪日外国人の入国審査にかかる時間の短縮を目指し、法務省が10月に関西空港などに導入した移動式の個人識別装置「バイオカート」などが一定の効果を上げていることが、同省のまとめで分かった。

 法務省は10月1日、関西、那覇、高松の3空港にバイオカート計81台を配備。入国審査官の人数や入国審査ブースの数も増やした。バイオカートはカメラなどを備えている。訪日外国人が入国審査ブースの前に並んでいる間に、指紋採取や顔写真撮影をあらかじめ済ませておけるようにし、ブースでの手続き時間を短くする狙いだ。

 こうした対策の結果、3空港とも、審査ブースで審査官が行う手続きの時間が3?4割短縮されたという。

 また、並んでいる時間も含めた全体の待ち時間にも短縮効果があった。関西空港(第1ターミナル)では、10月前半の最長審査待ち時間の平均が南北二つの審査場とも29分となった。
成田国際空港の第2ターミナルから第3ターミナルへのバスルートが、2016年10月25日から変更される。これに伴い、走行距離は現状の約11分から約4分に短縮されることになる。

成田空港の第3ターミナルは、いわゆるLCCターミナル。電車や車で訪れる旅客は、まず第2ターミナルに行き、そこから徒歩または無料のターミナル連絡バス(直行バス)で約10?15分で移動する必要がある。この所要時間が半分以下に短縮されることになる。

同時に、ピーク時間帯の運行間隔も現状の5?8分から3?5分間隔に短縮。バス停の場所も移設される予定だ。
 国と成田国際空港会社(NAA)は27日、千葉県、空港周辺9市町と4者協議会を開き、騒音対策で設けられている成田空港の深夜・早朝の飛行制限時間を現在の午後11時?午前6時から午前1?5時として3時間短縮する案を提示した。空港の機能強化の一環で、第3滑走路3500メートルの整備方針も伝え、騒音の影響範囲も示した。

 成田空港では2013年3月、航空機が天候や他社のトラブルなどやむを得ない事情で遅れた場合、騒音の小さい機種に限り、例外的に午後11時台に離着陸を認める運用を始めた。追い風の影響で午前6時前に空港周辺に着いた航空機も、午前5時台の着陸が特別に認められている。だが、悪天候などで到着が間に合わず目的地を変更する便や、早朝に着陸を待つ航空機が頻繁に出ており、格安航空会社(LCC)などが制限緩和を求めていた。

 機能強化の背景には、20年代半ばに需要が現在の空港の処理能力(現在年間30万回)を超えるという予測や、韓国・仁川など海外の空港との路線獲得競争の激化がある。国とNAAは、制限の3時間短縮で貨物便も合わせ1日当たり162便の増便が可能と試算。早期の実現を目指す。この日の協議では、騒音の影響を受ける地域の住宅の寝室に内窓を設置するなどの防音対策や、周辺対策交付金の引き上げなど地元振興策も同時に提案した。NAAは今後、9市町の議会や住民に説明するが、反発も予想される。成田市の小泉一成市長は「安眠などに重要な影響がある。住民に寄り添った対策をお願いしたい」と述べた。

 この日に示された第3滑走路の案は、1000メートル延長し3500メートルにするB滑走路を妨害せず、独立運用でき、住民の立ち退きも約200軒と、他の案に比べて少ないとしている。今後、騒音の程度に基づき移転・補償対象となる住民と交渉する。
 関西空港で働く男女16人がはしかに集団感染していたことがわかりました。8月14日に千葉市でコンサートに参加し、その後、はしかと診断された別の男性も関西空港で感染した可能性があるということです。

 厚生労働省などによりますと、はしかに感染していたのは、関西空港で働く20代から30代の男女16人です。はしかを巡っては、8月14日、千葉市の幕張メッセで開催されたコンサートに参加した男性が感染していたことがわかっていますが、この男性も7月下旬に関西空港を利用したときに感染した可能性があるということです。

 このコンサートでは、ほかに参加した2人についても新たにはしかに感染したことが分かりました。

 「関空を経由した人であったり、幕張のコンサートに行った方、もし熱が出たりした人がいたら、なるべく早く医療機関に行ってください」(麻しん排除認定会議 岡部信彦座長)

 厚労省は関西空港やコンサートに行った人に対し注意を呼びかけるとともに、はしかの予防接種をしていない人は、できるだけ早くワクチンを打って欲しいと呼びかけています。
 北海道千歳市の新千歳空港国内線ターミナルで5日に女性客が保安検査場の金属探知機をすり抜けたトラブルを受け、同空港では警備会社が探知機横のスペースにチェーンを張り、係員を増やしてチェックを強化した。今回の問題では、警備の係員が検査時に目を離したうえ連絡も遅れるなど空の安全を守る"関所"での不十分な対応が浮き彫りになった。

 国土交通省新千歳空港事務所によると、女性の通り抜けがあったのは5日午後0時13分ごろ。現場から同事務所への連絡までに約30分かかっていた。

 同事務所は「検査所には複数の係員がおり、そのまま中に入れてしまうのは普通は考えられない」と説明。警備担当者が女性を捜していて通報が遅れたとみているが、国内線出発便の運航が停止したのは女性が乗ったAIRDO(エア・ドゥ)の羽田便が出発していた後だった。11便が欠航し159便が遅れるなど大きな影響が出たが、対策は空振りに終わったことになる。

 AIRDOによると、女性は搭乗口で「スマートフォン画面に表示されるはずの二次元コードがない」と話し、クレジットカードで本人と確認して乗せた。同便の出発予定時刻は、すり抜けの7分前だった。

 今回の事態を受け、同事務所は航空会社、警備会社などでつくる新千歳空港保安委員会で、迅速な情報伝達の徹底と自主的な飛行停止の徹底を通達した。

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ国際空港(Dubai International Airport)で3日、乗客乗員300人が搭乗するエミレーツ航空(Emirates Airline)機が着陸に失敗、炎上し、当局によると消防士1人が死亡した。

 事故を起こしたのは、インド・ティルバナンタプラム(Thiruvananthapuram)発ドバイ行きのEK521便。エミレーツ航空によると、乗客乗員は全員無事に避難した。

 機体はボーイング(Boeing)777型機で、乗客は282人、乗員18人。うちインド国籍は226人、英国籍は24人、UAE国籍が11人だった。同航空によると13人が病院に搬送されたが、大半は軽傷という。

 事故原因は今のところ不明。事故を受けドバイ国際空港は4時間にわたり全便の運航を停止し、再開後も一部の運航に支障が出ている。

 羽田空港を発着する航空機が東京都心上空を通る新たな飛行ルートについて、東京都や特別区長会、川崎市など地元自治体は28日、運用時間を限定し、空港周辺の騒音や安全対策を行うことで新ルート案を了承した。

 これを受け、東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年までに羽田の国際線で大幅増便が実現する見通しとなった。国土交通省は17年度予算の概算要求に羽田空港の施設工事費を盛り込む。

 都心上空の新ルートが実現すれば、1時間あたりの発着回数を現在の80回から90回に増やせる。国は20年までに羽田の国際線の発着回数を現在の年間9万回から最大で3・9万回増やすことを目指している。

 これまで羽田空港の発着は騒音や安全性に配慮し、都心上空を避けていた。例えば、南風の際に着陸する場合、東京湾上を旋回していた。新ルートでは、東京都練馬、新宿両区の上空から大田区に向け、直線で段階的に降下する。
 国が新千歳空港に乗り入れる中国などの航空機に対する発着制限を10月30日から緩和するのに伴い、中国と香港の航空会社計6社が新たに週41往復の定期便運航を国土交通省に申請したことが分かった。新千歳の2015年の国際線乗降客数は年約210万人で、同省は今回の増便によって年約76万人の大幅な増加を見込んでいる。政府関係者が19日明らかにした。

 新千歳空港は航空自衛隊の千歳飛行場が隣接するため、現在、中国など旧共産圏の航空機が月、木曜は終日発着できず、発着は《1》火、水曜の正午から午後4時まで《2》金曜の午後5時以降《3》土、日曜の終日―に限られる。政府は訪日 外国人観光客の増加を図るため10月30日から制限を見直し、《1》月から木曜の正午から午後5時まで《2》金曜の正午以降《3》土、日曜の終日―と毎日発着できるようにする。

 政府関係者によると、既に新千歳に就航している定期便の増便を申請したのは、中国国際航空(北京線)、中国東方航空(上海線)、春秋航空(同)の中国3社と、香港航空(香港線)。それぞれ月、木曜にも運航する方向。香港航空は毎日2往復とする予定で、増便は4社で週15往復。

 新たに就航するのは中国4社の計6路線で週26往復。中国国際航空が大連線(天津経由)、上海吉祥航空が上海線の毎日の発着を申請。中国東方航空は南京線を月、木曜に、海南航空が北京線を月、火、木、土曜、西安線を木、日曜、杭州線を月、水、金、土曜に運航できるように申請している。

 今回の増便で1時間当たり32回の新千歳の発着枠を超える可能性があるが、政府高官は「柔軟に対応し、申請のあった航空会社はすべて運航できるように調整したい」としている。新千歳の発着枠は来年3月下旬からは1時間当たり10回増の42回となる予定で、その際にはさらにマレーシアや韓国などアジア地域の航空会社の増便が見込まれる。
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