移行措置期間が設定された、ボリビア入国の際の黄熱の「予防接種証明書」(イエローカード)の提出義務化について現地リマより報告があり、義務化が延期されました。
これにより、2017年3月03日からの実施は、いったん無くなりました。
既報となっている移行措置期間終了の3月03日以降も、「予防接種証明書」(イエローカード)の提示が無くとも入国が可能とのことです。
しかしながら、今回の措置はあくまでも「延期」です。
日本時間2月15日現在、義務化の正式開始時期が明確に告知されていないため、引き続きペルー、ブラジル、アルゼンチン、コロンビアなどを通過又は滞在後にボリビアに行かれる方で、今から予防接種が可能な方は、ご準備をされた方がよいかと思われます。
ご旅行を予定の方は、引き続き続報にご注意ください。
外務省はこのほど、1月19日にマレーシアで日本人がデング熱により死亡する事例が発生したことなどを受けて、注意喚起のための広域情報を発出した。同省は、昨年7月にも新潟県でフィリピンから帰国した女性がデング熱で死亡した事例を受けて注意喚起をおこなったところ。今回の広域情報では「マレーシアやフィリピンに限らず、アジア・大洋州地域をはじめ、世界中の熱帯・亜熱帯地域で広く発生が見られる」と説明し、対象国にはハワイ、台湾、香港、豪州の一部なども含んでいる。
デング熱は蚊が媒介する感染症で、急激な発熱に加えて、発疹、頭痛、骨関節痛などを伴い、患者の一部は重症化して出血熱などを発症する。予防方法は蚊に刺されないようにすることのみ。外務省は流行地域への渡航を予定している人に対し、長袖の着用や虫除け剤の使用に務めることを呼びかけるとともに、体調の異常を感じたり発症した場合には、早期に医療機関などを受診するよう要請している。外務省が注意喚起している対象国は以下の通り。
▽外務省、デング熱に関する注意喚起の対象国・地域・アジアインド、インドネシア、カンボジア、スリランカ、タイ、中国(浙江省、広東省、福建省、広西壮族自治区、雲南省)、香港、台湾、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、ブータン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、ラオス
・大洋州豪州(クイーンズランド州)、キリバス、クック諸島、サモア、ソロモン諸島、ツバル、トンガ、ナウル、パプアニューギニア、バヌアツ、パラオ、フィジー、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、北マリアナ諸島、ハワイ、ニューカレドニア、仏領ポリネシア
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