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欧州で寒波、各地で雪による交通の乱れ

欧州:厳しい寒波で空の便に乱れ 英ヒースロー空港は閉鎖

クリスマスが近づくなか欧州の広い地域が強い寒波に見舞われ、空港が閉鎖されたり、自動車が道路に立ち往生したりするなど、大きな影響が出ている。

■各地で空の便に乱れ

 最も大きな影響を受けた英国では18日、雪のため各地で空港が閉鎖され、空の便の混乱はほぼ終日続いた。ロンドン(London)のヒースロー空港(Heathrow Airport)の2本ある滑走路が両方とも除雪作業のため閉鎖されたほか、ロンドン近郊のガトウィック空港(Gatwick Airport)も滑走路に約10センチ積雪したため、空港を一時閉鎖して約140人が除雪作業にあたった。

 英航空大手ブリテッシュ・エアウェイズ(British Airways)は同日、両空港を出発する短距離便の全便を欠航させた。長距離便もヒースロー空港では午後7時(日本時間19日午前4時)まで、ガトウィック空港では午後5時(日本時間19日午前2時)まで出発を取りやめた。

 ドイツのフランクフルト国際空港(Frankfurt International Airport)は、17日に約1400便のうち560便が欠航した。18日は朝から滑走路が開かれたものの、約170便が欠航した。オランダのスキポール空港(Schiphol Airport)では、搭乗予定の便が欠航した約3000人が空港で夜を明かした。

 フランスの航空当局によると、18日に約60%の便に遅れが出たフランスのシャルル・ドゴール空港(Charles de Gaulle Airport)は、19日の午前8時?午後4時(日本時間同日午後4時?20日午前零時)に同空港を出発する予定の便の約4分の1が欠航となる見通し。

 ドイツの航空大手ルフトハンザ航空(Lufthansa)は、航空券で列車を利用できるとして鉄道の利用を勧めているが、ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)は雪のためダイヤの遅れや運休の恐れがあるとしている。

ベルサイユ宮殿に豪華ホテル、2011年末オープン

フランス・パリにあるベルサイユ宮殿の一部が、豪華ホテルとして2011年末にオープンする。ベルサイユ宮殿美術館の館長、ジャン・ジャック・アヤゴン氏が明らかにした。

 アヤゴン氏によると、ホテルに姿を変えるのは1680年に建築され、当時は出納係らが住んでいた建物、「オテル・ドュ・グラン・コントローレ(Hotel du Grand Controle)」。2006年まではスタッフの食堂として使用されていた。広さは約1700平方メートル。

 客室数は23室で、部屋の窓からは宮殿の温室だった「オランジュリー(Orangerie)」や「スイス人の池」などを見渡すことができるという。

 ユネスコ(UNESCO)世界遺産にも登録されているベルサイユ宮殿は、18世紀フランス芸術の最高峰とみなされ、欧州の中でも屈指の観光スポットとなっている。宮殿の一部をホテルに改修する計画は、国の文化財の保存を進めながら、文化財からできる限りの経済的効果を引き出そうという政府プロジェクトの先駆けとなる。

2011年の休暇日程発表:春節は2月2日から[社会]

2011年の旧正月(春節)は、2月3日(木)になると中国国務院(中央政府)弁公庁から発表があり、休日は、2月2日(水)から7連休となります

例年と同様、前後の土日を振り替えて連休とする方式が多く採られており、日本人駐在員や出張者も来年の日程調整には注意が必要です。

また、香港・マカオ・台湾・韓国・ベトナム・シンガポール・マレーシア・インドネシア等でも旧正月は休日となっており、前後も休日となっているところがありますので、例年、旧正月の連休を利用した帰省や観光客の移動で期間中これら国の都市を発着するフライトが混み合います。

 

中央・東ヨーロッパ各地における大雪の影響について

 

中央・東ヨーロッパ諸国では、寒波による大雪のため、一部道路での通行止めが行われ、また通行規制が敷かれる等、交通網に影響が出ております。

 現地時間昨日 2010年12月15日(水)時点の情報によりますと、ドイツのドレスデンからチェコのプラハへの高速道路が通行止めとなり、またドイツ、チェコ、ポーランド、クロアチア等の各地で交通規制が敷かれました。

 引き続き、各地交通網への影響が懸念されます。

 ご旅行をご予定の方、また現地ご滞在中の方は、引き続きご注意下さい。


安全上のお知らせ(外国人襲撃事件の多発に伴う注意喚起)

平成22年12月14日
在サンクトペテルブルク日本国総領事館 領事部


 

安全上のお知らせ (外国人襲撃事件に対する注意喚起)



1.  12月6日(月)、モスクワ市内においてサッカーチーム「スパルタク」のロシア人サポーターが、カバルダ・バイカル共和国(南部コーカサス地方)出身者との乱闘において射殺される事件が発生しました。
 その後、ロシア人の若者集団(目撃者によれば、「スパルタク」のロゴ入りグッズを所持していた)に中央アジア諸国(キルギス、ウズベキスタン、アゼルバイジャン)出身者が襲われ死傷するという、報復とも思われる事件がモスクワで連続発生しております。

2.  上記事件に関連して、当地においても11日(土)、ヴィテブスキー鉄道駅前に数千人ものサッカーサポーターと民族主義者が集まり、無許可でセンナヤ広場までデモ行進を敢行しました。
 その途中、一部のデモ参加者が暴徒化し、コーカサス出身者が運転する車両数台に対して窓ガラスを破壊したり、運転手を引きずり出して暴行を加えるなどの暴力行為へとエスカレートしました。

3.  今後、サッカーサポーターの若者と民族主義的なスローガンを揚げる諸団体が一体化し、攻撃対象が外国人全体へと広がることが懸念されております。
 皆様方にあっては「自分の身は自分で守る」との心構えを持ち、
  * 夜間の外出は出来る限り避けるとともに、外出の際は複数人で行動する。
  * 目立つ服装は避け、外出先での派手な行動は慎む。
  (特定のサッカーチームのレプリカユニホーム等の着用は、状況によりフーリガン等の注意を惹く場合があります。)
  * サッカーチームのサポーターと思われる若者集団には近づかない。
  * デモが実施されている付近へは、絶対に近づかない。

 等に配意し、細心の注意を払い行動するようお願い致します。

以上

 

北朝鮮砲撃を受けた韓国内での訓練について

今般、在大韓民国日本国大使館ホームページに、北朝鮮による延坪島砲撃事件
を踏まえ、当該訓練が12月15日午後2時より約20分間にわたり、韓国全
土において実施されるとの情報が掲載されている旨、外務省から連絡がありま
した。韓国にお住まいの方やご旅行中の日本人の皆様も対象となるとのことで
す。

<参照>
・在大韓民国日本国大使館HP

http://www.kr.emb-japan.go.jp/people/news/news_101209_1.htm

韓国政府による防災訓練(12月15日)の実施について


    12月15日午後2時より、約20分間にわたり、韓国全土において防災訓練である「民防衛」が行われる予定であり、韓国にお住まいの方やご旅行中の日本人の皆様も対象となります。
    同時間帯、空襲警報としてサイレンが1分間「? ? ?」と鳴り、ラジオ・テレビ・拡声器などにより警戒放送が行われます。
    サイレンがなり、周辺の人たちが退避している場合、日本人の皆様も慌てることなく、警察官や誘導係の指示に従い、近くの退避施設等に移動してください。
    また、公道を走行中のバスやタクシーを含む車両に乗車中の場合、いったん、下車を求められることもありますが、その際にも落ち着いて誘導に従ってください。
    主要なホテル等では、事前に英文による案内が掲示される見込みですが、多くの場所では、退避のための誘導をする担当警察官等は日本語が通じないものと思われます。
    これは、訓練ですので、動揺されることなく、ご対応いただきますようお願いいたします。

  ○「民防衛」について
    韓国においては、定期的に「民防衛」と呼ばれる訓練が行われています。
    訓練は、基本的に各月15日に行われており、3月・8月・10月には空襲に備えた退避訓練、5月には地震に備えた訓練、その他の月には、各地域別に計画される訓練が行われています。
    (15日が土曜日の場合は前日の金曜日、公休日や日曜日の場合は翌日に実施されます。)
    今回の訓練は、北朝鮮による延坪島砲撃事件を踏まえ、緊急実施されることとなったものです。

 

エクスペディア・ジャパンがこのほど実施した、過去に1人で海外旅行をしたことのある旅行者への調査によると、年末のひとり旅の目的地の1位は女性がハワイで24.5%、男性がタイで24.5%となった。

 旅の予算は、全体では「5万円から15万円未満」が約5割となった。男女別に見ると「20万以上」を選択した女性は28%、男性は21%で、エクスペディアによると、年末のひとり旅で実施したい活動で、女性は「買い物」が51.9%と高く、男性は「B級グルメの食べ歩き」が35.1%と高いことから、目的の違いが旅の予算に影響しているとの分析だ。

 過去にひとり旅で訪れた海外の国や都市では、1位が韓国(28.6%)、2位が香港(25.0%)、3位がロンドン(24.5%)となり、男女別に見ると、男性は韓国(33.2%)、香港(29.8%)、タイ(28.4%)の順で多く、アジアの人気が高かった。一方、女性の上位3位はロンドン(25.5%)、韓国(24.0%)、パリ(23.1%)となり、ヨーロッパにも人気が集まった。

 また、全体の45.2%が6回以上ひとり旅の経験があり、ひとり旅をする理由として最も多いのが「ひとりの時間を楽しむため」(59.9%)だった。男女別に見ると、男性の1位は「新しい刺激が欲しくなったから」(35.6%)で、女性の1位は「自分にごほうびをあげたかったから」(37.0%)となり、男女の志向の差が明らかになった。ひとり旅をして変わったことは、「よいリフレッシュ、息抜きになった」(73.3%)が1位で、「趣味や好奇心が満たされた」(47.4%)が2位となり、男女とも同じ順位となった。ひとり旅での現地の人との交流は、男性は50代が50%ともっとも多く、女性は30代が53.8%、40代が51.9%となった。

 なお、同調査は10月25日、26日に、過去に1人で海外旅行をした経験のある20歳から59歳までの男女を対象に実施し、友好回答数は416人だった。また、調査で得たひとり旅に役立つコツや、トラベルライターによるひとり旅にお薦めのホテル情報をまとめた特設サイト「ひとり旅特集」を開設し、調査結果もサイト内に掲載した。

欧州で記録的な大雪の影響により、空港が閉鎖されるなどの被害が出ている。

 欧州に異例の寒波、交通網に混乱

英国ロンドンのガトウィック空港は1日から閉鎖が続いており、3日午前6時までの全発着便が欠航となった。スコットランドのエジンバラ空港も閉鎖、ロンドンのヒースロー空港は閉鎖はしてないが一部の便で遅れや欠航が出ている。

またフランスでも2日、シャルル・ド・ゴール空港で出発便の4分の1が欠航、オルリー空港で出発便の1割が欠航となっている。

モスクワの主要空港の一つ、シェレメチェボ空港に向かう幹線道路が、モスクワ市発注の陸橋工事で大渋滞となり、飛行機に乗り遅れる客が続出する騒ぎとなっている。同空港の運営会社は、別の空港に肩入れする市当局の陰謀と非難。1日には、プーチン首相がイワノフ副首相に対応を命じる事態となった。

 同空港はモスクワの北約40キロにあり、観光シーズンの夏場は1日7万人が利用する。通常はモスクワ中心部から車で1時間程度で着くが、モスクワ中心部と空港とのほぼ中間地点にある陸橋の改修工事が6月26日に始まって以来、片側3車線のうち1車線しか通行できなくなって大渋滞を引き起こし、現在は4?5時間かかっている。

 同空港を拠点とするロシア最大の航空会社アエロフロートは「26日は1300人が乗り遅れ、航空券払い戻しで70万ユーロ(約7700万円)の損害を被った」と表明。その後も1日40万ユーロの損失を出し続けているという。

モスクワ市発注工事で大渋滞 飛行機乗り遅れ続出

1日の外国為替市場で円高・ドル安が加速し、円相場は一時、昨年12月以来約7カ月ぶりの高値となる1ドル=87円台半ばまで上昇した。2日発表の米雇用統計の悪化を見込み、海外ファンドなどが円買い・ドル売りに動いた。

世界経済の先行きへの慎重な見方が広がり、主要国の株価が下落、米国の長期金利は低下基調にある。日米金利差が縮小していることも、円買い・ドル売りの背景になっている。

円高加速、一時87円台半ばに 7カ月ぶり高値