日本航空、サンディエゴ線開始日決定、デリー線は供給増加
日本航空は10月28日からの2012年度下期について国際線路線便数計画を変更し、デリー線を現行の週5便からデイリー運航に増便する。さらに機材を現行のボーイングB787-8型機(186席)から順次、B777-200型機(245席)に大型化。B777-200型機では、プレミアムエコノミーを提供する。これにより同路線の供給量は当初予定より約30%増加する。
また、すでに発表している成田/サンディエゴ線については、12月2日の開設を決定。6月14日から販売を開始した。ただし、アメリカン航空(AA)コードシェア便の販売は、6月下旬を予定する。運航頻度は週4便で、デイリー化はB787-8型機の受領スケジュールが確定次第、決定する。
このほか、成田/モスクワ線については需要動向にあわせ、運航日を現行の月・木・土曜日から水・金・日曜日に変更する。いずれの変更についても、関係当局の認可を前提としている。
▽成田/サンディエゴ線運航スケジュール(2012年12月2日?)JL066/AA5906 NRT 17時10分発/SAN 9時45分着(月、水、金、日)JL065/AA5907 SAN 11時30分発/NRT 16時30分着※翌日(月、水、金、日)
日本航空、マレーシア航空とコードシェア開始?7月1日から
日本航空(JL)は7月1日から、マレーシア航空(MH)と日本/クアラルンプール線、クアラルンプールを起点としたマレーシア国内5都市、アジア域内7都市の路線でコードシェアを開始する。政府認可が条件で、予約販売は6月12日から実施する。
MHは2012年後半にワンワールドへの正式加盟を予定しており、クアラルンプールを中心に世界60都市以上の都市に就航している。JLによると、JLとワンワールドは成田と香港をアジアの拠点としてネットワークを構築してきたが、クアラルンプールを拠点として追加することで、東南アジアにおける利用者の利便性向上をはかる考えだ。
コードシェアの対象は、成田・関空/クアラルンプール線と、マレーシア国内線はクアラルンプール/コタキナバル、ペナン、ランカウイ、クチン、クアンタン線。アジア域内はクアラルンプール/デリー
全日空、4月の国際線旅客は4割増?JALとの差縮まる
全日空(NH)の2012年4月の運航実績で、国際線旅客数は前年比37.3%増の51万1518人となった。2010年比でも45.8%増と大きな増加。日本航空(JL)の実績では4月の旅客数は57万9605人となっており、NHとの差は6万8087人。2010年4月の時点では42万1026人と水を開けられていたが、JLの経営再建に伴う路線縮小とNHの事業拡大により、大幅に差が縮まっている。
このほかNHの4月の国際線運航実績では、座席供給量は9.0%増としたところ旅客輸送量は40.4%増となり、利用率は15.9ポイント増の71.1%と大きく回復。特に北米は旅客数が47.5%増、利用率が23.2ポイント増の74.2%と好調に推移した。
エアアジアX、旅行会社経由の販売に意欲?ビジネス、レジャーターゲットに
エアアジアX(D7)は旅行会社経由の販売に意欲的だ。6月7日に開催した、旅行会社向けのアマデウス予約・販売セミナーで、D7日本支社長の坪川成樹氏は、LCCは「確実にビジネスのチャンス」と訴え、「販売促進のため、エアアジアを1つのツールとして扱うことは、これからの皆様のレベニューに繋がるのではないか」と語りかけた。
坪川氏によると、現在の販路は直販7割、旅行会社経由が3割。しかし、アマデウスが5月に提供を開始した、エアアジアグループの航空座席予約・販売ツール「Amadeus LCC Smart(アマデウスLCCスマート)」により、「最初の1年で旅行会社経由が4割から5割へと増えるのでは」と期待を示した。
デルタ、燃油サーチャージを一部クラス別に 北米Cクラス2.9万円
デルタ航空(DL)は2012年6月1日から7月31日発券分の日本発着航空券について、燃油サーチャージ額を値上げし、国土交通省の認可を受けた。
今回、北米路線と中南米路線について座席クラス別に燃油サーチャージ額を設定。例えば、北米路線は従来は2万3500円だったが、今後はビジネスクラスが2万9000円、エコノミークラスが2万7000円となる。国土交通省航空局によると、一度同額で認可した後、DL側からエコノミークラス分の値下げの申請があったという。
なお、DLでは日本発着便の燃油サーチャージ額を、2ヶ月ごとに航空燃油価格を確認し、あらかじめ設定された条件額にあわせて決定しているが、日本/中南米路線についてはこの改定条件とは異なる。方面別の設定額は下記の通り。
▽DL 2012年6月?7月日本発券分燃油サーチャージ額(方面:改定後/改定前)北米:ビジネスクラス2万9000円、エコノミークラス2万7000円/2万3500円ハワイ:1万6500円/1万5000円タイ、シンガポール:1万3000円/1万1500円ミクロネシア(グアム、サイパン、パラオ、フィリピン):8000円/7000円中国、台湾、香港:6500円/6000円韓国:2500円/2200円
※中南米:ビジネスクラス3万円、エコノミークラス2万8000円/2万4500円
ANA ラウンジにワイヤレス充電対応の携帯電話充電器を設置
ANA は、株式会社NTT ドコモ(以下、NTT ドコモ)とのタイアップにより、国内に展開する全てのラウンジで、ワイヤレス充電の国際標準規格「Qi(チー)」に準拠した、ワイヤレス充電(「おくだけ充電®」)対応充電器を順次設置してまいります。 充電器が設置されている座席では、お客様の手元で、「おくだけ充電」対応の携帯電話が充電出来ます。更に「qiマーク」がある全ての電気製品は充電器の上に置くだけで充電が可能となります。今後、スマートフォンをはじめワイヤレス充電対応機種の増加が予想される中、ラウンジにおけるお客様の利便性向上を目指し導入を決定いたしました。ANAは今後も多様化するお客様のニーズに合わせたサービスを提供できるよう、積極的に取り組んでまいります。
ユナイテッド航空、燃油サーチャージ値上げ、北米2.6万円に
ユナイテッド航空(UA)は6月1日から7月31日までの発券分について、燃油サーチャージを値上げする。例えば日本/米国線と日本/中南米線では、現行が片道2万3500円であるのに対し2万6000円とする。方面別の詳細は下記の通り。
なお、日本/ケアンズ間のみ1万4000円を維持。ケアンズ、中南米、グアム以外のミクロネシア、マニラは、燃油サーチャージの従来の変更基準を適用していない。
▽UA、2012年6月?7月発券分燃油サーチャージ額(方面/改定後/改定前)米国本土/2万6000円/2万3500円中南米/2万6000円/2万3500円ホノルル/1万6500円/1万5000円シンガポール、バンコク/1万3000円/1万1500円グアム、サイパン、ロタ、パラオ/8000円/7000円その他ミクロネシア、マニラ/1万2000円/1万500円ケアンズ/1万4000円/1万4000円台北、香港/6500円/6000円ソウル/2500円/2200円
日本航空、成田/関空線を運休へ?7月から
日本航空(JL)は7月から、国内線として運航している成田/関空線を運休する。最終運航日は成田発が6月30日、関空発が7月1日。同路線はもともと関西圏から成田発着の国際線への乗継需要を見込んだものだったが、経営再建での成田/サンパウロ線運休などの措置により需要が伸び悩んだという。
なお、伊丹発着の1日2便については運航を継続し、乗継需要に対応していく考えだ。
ヘルシンキ空港、出国に自動化ゲート、日本人向けに試験導入
フィンエアー(AY)によると、ヘルシンキ・ヴァンター空港は5月1日、日本人旅客を対象として、出入国審査場に自動化ゲートを試験導入した。対象は日本のICパスポートを所持し、ヘルシンキ空港のシェンゲンエリアから出国する旅客。AYでは、自動化ゲート導入により、出国審査に必要な時間が大幅に短縮され、よりスムーズに帰国便に搭乗できるようになるとしている。
利用の際には、パスポートの顔写真ページで個人情報と生体認証データを読み取らせ、ゲートが開いた後に中に入って右を向くとカメラで顔認証を実施。2番目のゲートが開くのを待って、出入国審査官のカウンターで出国スタンプを取得する。
ヤンゴン発着を含む運賃について
国際航空運送協会(IATA) の指示により、ミャンマー通貨の換算レートの変動が大きいため、弊社オンライン予約ではヤンゴン発着を含む旅程の運賃販売ができなくなっておりましたが、本日より、日本発ヤンゴン行き正規割引運賃につきましては、ご購入が可能となりました。
ご迷惑をお掛け致しましたこと、お詫び申し上げます。
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