航空会社情報の記事一覧

全日空、成田=杭州線と関西=杭州・青島線をデイリー運航に 3月25日から

 全日本空輸(ANA)は6日、2012年3月25日?10月27日の間、成田=杭州線のデイリー運航継続、関西=杭州・青島線については増便し、デイリー運航を開始すると発表した。

 成田=杭州線については今年1月20日からデイリー運航を開始しているが、3月25日以降も継続する。現在週3往復(火・木・日)運航の関西=杭州線、週4往復(月・水・金・土)運航の関西=青島線についてもデイリー運航となり、更に利便性が高まる。

 今回の増便により、今年4月に就航25周年を迎えるANA日中路線は、全ての旅客定期便がデイリー運航となる。

エア・カナダ、成田/カルガリー線を通年運航へ

 エア・カナダ(AC)はこのほど、成田/カルガリー線を通年運航すると発表した。カルガリー線は2010年に夏スケジュール限定で就航したもので、当初は週3便での運航であったが今夏からは週5便に増便する計画。10月27日からの冬スケジュールでは、週3便で運航を継続する。

 ACによると今回の通年化は需要の強さに応えたもの。2010年3月の就航以来、ビジネス、レジャー、貨物いずれの需要も好調に推移。日本だけでなく、成田経由で中国や韓国とカルガリーの需要も取り込めているという。

 なお、同路線の使用機材はボーイングB767-300ER型機で座席は2クラス制の211席。冬スケジュール期間中の運航スケジュールは下記の通り。


▽AC 成田/カルガリー線運航スケジュール
AC09便 YYC 12時25分発/NRT 15時20分着※翌日(火、木、土)
AC10便 NRT 16時55分発/YYC 10時45分着(水、金、日)

スリランカ航空、全便コロンボ直行便に変更 7月には増便、ハブ機能強化

スリランカ航空(UL)は3月25日の夏期スケジュールから、マーレ経由の成田/コロンボ線を、コロンボ直行便とする。これにより、ULの成田/コロンボ線はすべて直行便とし、マーレ行きはコロンボ経由で対応する。

 ULによると、コロンボへの旅行需要の喚起が目的。また、コロンボのハブ&スポークス機能を強める方針で、すでにマーレ線のほか、インド路線などを増便している。

 今回のコロンボ直行便化により、ULの成田/コロンボ線の直行便は週4便に変更。さらにULでは7月24日から火曜日の運航を開始し、週5便体制に増便する。スケジュールは以下の通り。


▽UL 成田/コロンボ線スケジュール(3月25日)

UL455 NRT 13時20分発/CMB 19時00分着(月・木・土・日運航)
UL454 CMB 23時30分発/NRT 11時50分着※翌日(水・金・土・日運航)
※7月24日から、成田発は火曜日、コロンボ発は月曜日も運航

豪格安航空、経営難で全便運航停止 空港に4千人足止め

オーストラリアの格安航空会社(LCC)エア・オーストラリアが、資金繰りに行き詰まったことから任意管理に入り、全便の運航を停止した。管理会社の広報担当者が17日、朝日新聞の取材に明らかにした。

 タイ・プーケットやインドネシア・バリ、ハワイ・ホノルルなど国内外の空港には搭乗予定だった計約4千人が取り残されるトラブルが生じ、豪航空大手カンタス航空が振り替え便などの支援に乗り出した。

 エア・オーストラリアはエアバス社のA330など計5機の機体を保有し、国内便と国際便を運航していた。従業員数は約300人。管理会社の広報担当者は、資金繰り難に陥った理由については明らかにしなかったが、燃料の購入さえ難しくなり、運航停止に追い込まれたと説明した。

JAL、787―8機材で「成田―サンディエゴ線」と「成田―ヘルシンキ線」を新規開設

日航、成田?サンディエゴ線・ヘルシンキ線を新規開設へ

成田?サンディエゴ線 成田―ヘルシンキ線の新規開設について

?成田?ボストン線に続く新たな拠点を、新規導入の787?8機材で運航?
?ネットワーク拡充により、お客さまの利便性が飛躍的に向上?
JALは、2012年12月より成田―サンディエゴ線、2013年3月より成田―ヘルシンキ線を787?8機材で開設します。

1.成田?サンディエゴ線(機材:787?8)
  サンディエゴは、ロサンゼルスより南へ約200kmカリフォルニア州最南の海岸沿いに位置し、人口は全米で第8位(約138万人)、カリフォルニア州でもロサンゼルスに次ぐ第2位の都市です。年間を通じて温暖で雨が少なく湿度の低い快適な気候は、全米の中でも唯一、パーフェクトな街とも言われています。
  サンディエゴを含めた周辺地域では、情報通信・バイオ・製薬・医療機器関連等、多種多様な産業が盛んで、各種研究・教育機関も展開しています。また、近接のメキシコ国境近くのティファナには、日本企業を含む生産工場も点在しています。

  日本・アジアからの直行便未就航地点であり、サンディエゴ周辺地域を往来されるお客様にとって、ロサンゼルスまたは米国内他空港での乗り継ぎと比較し、よりスムーズな旅の提供が可能となります。

  成田?サンディエゴ線は、アメリカン航空との共同事業の路線であり、アメリカン航空とのコードシェアも予定しています。また、同じワンワールド・アライアンスのパートナーであるブリティッシュ・エアウェイズもロンドン?サンディエゴ線を運航しています。ワンワールド・アライアンスのパートナーによる太平洋線/大西洋線の運航・サービスを提供することにより、サンディエゴ地域におけるお客さまの利便性を高めてまいります。

2.成田?ヘルシンキ線(機材:787?8)
 ヘルシンキはバルチック海沿岸に位置し、フィンランド共和国の首都です。人口約59万人を有する北欧有数の都市で、フィンランド共和国の産業は、エレクトロニクス・電子技術産業が盛んです。

 また、ヘルシンキは、日本?欧州、特に日本?北欧・中欧・東欧間を結ぶゲートウェイとして最適の位置にあり、JALと同じワンワールド・アライアンスのパートナーであるフィンエアの本拠地で、欧州内54地点のネットワークを活用することで、時間をロスすることなくスムーズに目的地に到着することができます。

 ヘルシンキ空港は、コンパクトな空港であり、最短乗継時間は35分から40分と非常に短く設定されている空港です。お客さまにとっては、最良且つ最短の時間でストレスを感じることなく乗り継ぐことが可能となります。また、日本語に対応できるスタッフや、空港内の日本語表示も充実し、日本人のお客さまにとっても、ストレスフリーな空港です。

 成田?ヘルシンキ線は、成田?欧州路線として20年ぶりの新規開設となります。この開設により、フィンランドのみならず、欧州各地に向かう、また欧州各地から日本へ向かうお客さまの選択の幅が増え、利便性が飛躍的に向上します。今後さらにフィンエアとの提携を深化させ、ネットワークの拡大に努めてまいります。

ピーチ、関空/ソウルなど就航へ、夏の国際線スケジュール決定

ピーチ・アビエーション(MM)は2月9日、2012年の夏スケジュールの国際線運航計画を国土交通省に申請した。いずれも関空発着でデイリー運航。5月8日からソウル(仁川)に就航するほか、7月1日に香港、9月30日には台北(桃園)に路線を開設する。ソウルは7月1日にはトリプルデイリーに増便する。各路線の運航スケジュールは下記の通り。


▽MM 2012年夏スケジュール国際線運航計画
・関空/ソウル線
MM1便  KIX 07:35分発/ICN 09:25分着(2012年7月1日?)
MM5便  KIX 13:55分発/ICN 15:45分着(2012年7月1日?)
MM9便  KIX 18:40分発/ICN 20:30分着(2012年5月8日?)
MM2便  ICN 10:05分発/KIX 11:50分着(2012年7月1日?)
MM6便  ICN 16:25分発/KIX 18:10分着(2012年7月1日?)
MM10便 ICN 21:10分発/KIX 22:55分着(2012年5月8日?)

・関空/香港線
MM67便 KIX 21:10分発/HKG 00:05分着※翌日(2012年7月1日?)
MM68便 HKG 00:50分発/KIX 05:30分着(2012年7月1日?)

・関空/台北(桃園)線
MM21便 KIX 07:00分発/TPE 08:55分着(2012年9月30日?)
MM22便 TPE 09:35分発/KIX 13:15分着(2012年9月30日?)

ユナイテッド航空、関空/SFO線デイリーに 夏スケジュール

 ユナイテッド航空(UA)は3月25日からの夏期スケジュールで、関空/サンフランシスコ線を週7便に増便する。同路線は冬期のみ週5便で運航している。UAアジア太平洋地区副社長のジェームス・ミュラー氏は、今回のデイリー運航の再開が「関西市場を含めた日本市場に対する強いコミットメント」であるとコメントし、今後も引き続き市場動向を注視して需要に見合う座席数を提供していく方針を示した。

 なお、増便後の使用機材は引き続きボーイングB777型機。座席数はファーストクラス12席、ビジネスクラス49席、エコノミークラス197席

マレブ・ハンガリー航空が運航停止、経営難で

 マレブ・ハンガリー航空 (MA)は現地時間2月3日午前6時(日本時間14:00)、全便の運航を停止すると発表した。報道などによると、MAをめぐっては、ハンガリー政府が破産回避と事業存続のために支援策を取りまとめるなどしていたという。MAでは取引先から代金の前払いを求められるなどし、資金繰りが悪化したとしている。

 欧州ではスパンエアー(JK)が1月28日に経営難で運航停止となったほか、エア・アルプス(A6)やチェコ・コネクト航空(CQ)も同様に営業をやめている(A6は2月1日に再開)。

 MAの日本地区総代理店であるアルコネットによると、MA本社からは何の連絡もない状態。また、国際航空運送協会(IATA)日本事務局でもBSP関連を含めて情報は入ってきていないという。

格安航空のエアアジア・ジャパン、事業許可を取得 8月就航

全日空系LCCのエアアジア・ジャパンに事業許可

格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパンは2日、国土交通省から航空運送事業の許可を取得したと発表した。成田空港を拠点に8月1日から国内線、10月1日から国際線を就航する。来年末までにエアバス「A320」10機体制を整えるほか、来年をメドにより座席数の多い「A330」導入。運賃は大手の半分から3分の1とする方針。

全日空、2月1日に国内線ストの可能性?全体の約10.0%の便に影響

全日空系労組 ストライキ構え交渉

 全日空(NH)によると、エアーニッポン乗員組合は、グループエアライン再編に関する主張に対する回答内容を不満とし、2月1日0時から24時までの24時間、全面ストライキを計画している。エアーニッポンはストライキを回避すべく、協議を続けているが、ストライキが実行された場合、当日はANA国内線の全952便中、欠航68便、遅延27便と、あわせて約10.0%に影響が出る見込みだ。運航状況はNHホームページと予約センター、フライトガイド、支店や営業所で案内する。

 なお、国際線は全便通常通り運航する予定。