航空会社情報の記事一覧

 マレーシア航空(MH)が先ごろ、深夜早朝時間帯で羽田/コタキナバル線の就航を申請したことが判明した。就航日は11月15日とし、運航日は羽田発が火曜日、木曜日、土曜日の週3便。客層はレジャー需要を中心と見込み、機材はMHがアジアおよびアセアン地域に投入する新機材のボーイングB737?800型機で運航する予定だ。座席数はビジネスクラス16席、エコノミークラス144席。

 一方、成田は現行の成田/コタキナバル/クアラルンプール線をクアラルンプールの直行便に変更。羽田発はコタキナバル、成田発はクアラルンプールと棲み分ける。予定するスケジュールは以下のとおり。


▽MH 羽田/コタキナバル線(申請中)
HND 10時20分発/BKI 06時20分着(火・木・土曜日)
BKI 16時35分発/HND 23時00分着(月・水・金曜日)

マレーシア航空、羽田/コタキナバル線を申請、週3便で?成田はKL線

 シンガポールの格安航空会社ジェットスター・アジア航空が5日、関西国際空港に就航した。関空に就航する格安航空は5社目で、台北を経由してシンガポールを結ぶ路線で週7便運航する。この日の初便は180席の座席がほぼ満席となり、関空を飛び立った。

 関空会社の福島伸一社長はこの日、「元気のある航空会社に就航してもらった。今回の路線を成功させて、ぜひシンガポールへの直行便を実現してほしい」と語った。

 同路線は既存の台北―シンガポール線が関空まで"延伸"して誕生した格好だ。5日の乗客の最終目的地はほとんどが台北だったが、ジェットスター・アジア航空の片岡優日本支社長は「今後は関空とシンガポールを行き来する乗客が増えるはず」と期待していた。

ジェットスター・アジア、関空/台北/シンガポール線の初便、ほぼ満席に

デルタ航空(DL)は12月22日、中部/ホノルル線に就航し、デイリー運航を開始する。DLによると、ノースウエスト航空(NW)との合併により機材繰りが可能となり、もともと地元からのニーズが高かった同路線への運航開始を決定した。DLは現在、中部からグアムやサイパン、マニラへ直行便を運航しており、今回の運航開始により中部発リゾート路線が拡充することとなる。

使用する機材はボーイングB767-300ER型機で、総座席数はビジネスクラス35席、エコノミークラス181席。スケジュール詳細は下記の通り。

▽DL NGO/HNL線スケジュール
DL612便 NGO 19時50分発/HNL 8時50分着
DL611便 HNL 10時40分発/NGO 16時20分着(翌日)

デルタ航空、中部/ホノルル線に就航へ?12月22日からデイリーで

 

タイ国際航空は10月31日からバンコク―羽田線を運航する。1日1往復で、バンコク発は午後2時50分、羽田発は午前零時20分。運航機材はエアバスA330―300型機。販売開始時期は明らかにしていない。

バンコク―羽田は10月末から、全日本空輸、日本航空も1日1往復運航する。全日空はバンコク発午後10時40分、羽田発午前零時30分。日航はバンコク発午後11時、羽田発午前1時10分。

タイ国際航空、羽田/バンコク線を開設へ?A330-300型機でデイリー運航

アメリカン航空、JFK/リオデジャネイロ線に就航へ?ブラジリアにも週4便

アメリカン航空・ニュースリリース

 アメリカン航空(AA)は11月、米国/ブラジル間で新たに2路線週11便の運航を開始する。11月18日にニューヨークJFK/リオデジャネイロ線のデイリー運航を開始し、同19日にはマイアミ/ブラジリア線に週4便で就航する。いずれも成田線に接続が可能だ。

 使用機材は、リオデジャネイロ線がボーイングB767-300型機で、座席数はAAウェブサイトによるとビジネスクラス30席、エコノミークラス195席。ブラジリア線がボーイングB757型機で、座席数はビジネスクラス16席、エコノミークラス166席だ。

 運航スケジュールは下記を参照のこと。


▽AA 米国/ブラジル間新路線運航スケジュール
【JFK/リオデジャネイロ線】
AA255便 JFK 09時25分発/GIG 10時40分着※翌日(毎日)
AA256便 GIG 23時05分発/JFK 06時15分着※翌日(毎日)

【マイアミ/ブラジリア線】
AA243便 MIA 23時10分発/BSB 09時35分着※翌日(水、金、土、日)
AA248便 BSB 11時05分発/MIA 15時45分着(月、木、土、日)

 エールフランス航空では、4機目となるエアバスA380の納入が確定したことを受け、2010年9月2日より週3便のスケジュールで東京?パリ間の運航を開始し、10月5日からは東京?パリ間を1日1便のデイリー運航で結びます。

東京はエールフランス航空のアジア市場で一番先にA380が導入される都市として、2009年11月のニューヨーク、2010年2月ヨハネスブルグに続き、3番目の都市となります。エールフランス航空では日本市場の重要性と日本とヨーロッパ間の交流が今後益々発展する事を考慮して、今回の運航を決定しました。

現在のエールフランス275便は9月2日以降、週3回A380で運航され、曜日は月、木、土、成田発午前11時50分、パリ着午後17時15分。10月5日以降、同便は上記スケジュールで毎日運航されます。

エールフランス航空のA380の機内は3クラスで構成、全538席。メインデッキにはラ・プルミエール(ファーストクラス)9席、アッパーデッキにアフェール(ビジネスクラス)80席、ボヤジャー(エコノミークラス)449席はメインデッキ、アッパーデッキにそれぞれ343席と106席配置されています。

下記がエールフランスのサイトです。ご覧ください。

 A380のキャビンを360度からご覧いただけます

エールフランスNews エールフランスのA380が東京路線に導入されます

全日空(NH)は10月31日、羽田発着のロサンゼルス、ホノルル、シンガポール、バンコク線の運航を開始することを決定した。すでに発表済みの台北(松山)線と、現在チャーター便として運航するソウル(金浦)、北京、上海(虹橋)、香港線も定期便化する。香港線は深夜便から昼間便に変更する。これにより、NHが運航する羽田発着の国際線は9路線となり、1日の運航便数は、ソウル線の増便とあわせて1週間あたり98便となる。航空券の販売開始日は7月1日を予定している。

詳細は、下記のサイトをご参照ください。

全日空、羽田発の国際線を追加、羽田から9路線98便を運航へ

ガルーダ・インドネシア、関空/デンパサール線をデイリー化?10月から

ガルーダ・インドネシア航空(GA)は10月7日から、関空/デンパサール線をデイリー化する。現在は週5便での運航。火曜日と木曜日の便を追加する。使用機材はエアバスA330-341型機で、座席数はビジネスクラス42席とエコノミークラス213席、合計255席。増便により、1週間あたり510席が増加することになる。

 なお、関西国際空港によると、今回のデイリー化は関西の地元自治体や経済界が実施したプロモーション活動の結果実現したものという。運航スケジュールは下記を参照のこと。


▽GA 関空/デンパサール線運航スケジュール
【2010年10月7日?2010年10月30日】
GA883便 KIX 11時00分発/DPS 16時40分着
GA882便 DPS 00時40分発/KIX 08時30分着

【2010年10月31日?2011年3月27日】
GA883便 KIX 11時00分発/DPS 17時10分着
GA882便 DPS 01時00分発/KIX 08時30分着

10/7? 大阪線?デンパサール間のデイリー運航化が決定いたしました!!

全日空(NH)は7月1日、国際線で新たな搭乗手続きのサービス「CLICK check-in」を開始する。これは、NHのウェブサイトだけでなく、ANA予約センターや旅行会社などで国際線のEチケットを予約、購入した人で、出発時刻の24時間前から75分前までであれば空港の外からパソコンや携帯電話でチェックインできるというもの。これにより、空港では直接、保安検査場に向かうことができるようになった。

 まずは、インターネットチェックインを開始し、10月21日にはモバイルチェックインを開始する予定だ。インターネットチェックインでは、パソコンでチェックイン後に搭乗券を印刷して提示することで保安検査場や出国審査の通過、搭乗が可能となる。モバイルチェックインでは、携帯電話でのチェックイン後、画面上に搭乗券が表示されるためそのまま提示することでインターネットチェックインと同様に保安検査場や出国審査を通過、搭乗できる。対象となるのは、NHの国際線全路線のほか、この国際線から乗り継ぐ、他航空会社運航の路線や日本国内路線。

 なお、新サービス導入により「スマートeチェックイン」は6月30日をもって終了する。 

ANA国際線の新搭乗スタイル「CLICK Check-in海外航空券|ANA国際線

全日空、国際線に新搭乗サービスを導入?空港外でのチェックインが可能に

 

羽田空港の新滑走路完成に伴い拡大する国際線の深夜早朝(午後11時?翌日午前6時)の発着便について、全日空は17日、羽田?ロサンゼルス、ホノルル、シンガポール、バンコクの4路線を開設する方針を固めた。

発着枠に制限のある羽田空港の国際線は現在、東アジア向けチャーター便に限って運航が許可され、全日空は日本航空などとともにソウル、香港、上海、北京の4路線に就航している。

10月31日から新滑走路の供用が開始され、深夜早朝の時間帯に限り、欧米や東南アジアにも就航できることになった。

全日空はすでに羽田?台北線の新規開設のほか、チャーター便で運航する4路線の定期便格上げを決めており、羽田からの国際線は計9地点になる見通し。

このほか、深夜早朝では、羽田?米国間はデルタ航空がロサンゼルスとデトロイト、アメリカン航空がニューヨーク、ハワイアン航空がホノルルに就航予定。シンガポール航空やエアアジア(マレーシア)も参入表明している。キャセイ航空(香港)は東アジア向けのため昼間に参入する予定で、10月以降、羽田の国際化が一気に進みそうだ。