シンガポール航空、冬スケで羽田線早朝便を復便?大阪路線は増便へ
シンガポール航空(SQ)は2011年10月30日から2012年3月24日までの冬スケジュールで、シンガポール/羽田線の早朝便を復便する。これにより、現在も運航している深夜便とあわせて1日2便体制となる。SQ日本支社長に就任したデイヴィッド・リム氏は6月23日の本誌取材で、東日本大震災が発生した3月11日以降、日本路線の旅客が減少したものの4月以降は利用率が好調に推移していると話しており、こうした需要回復傾向を受けて、復便を決定したようだ。また、シンガポール/関空線は日曜日に1便増便し、現在の週10便から11便へと増便する。
このほか、需要が堅調な路線も増便を決定。バンコク路線はデイリー運航の便を加え、1日4便から5便へ増便する。広州路線は週7便から週14便へ大幅に増便。ムンバイ路線は週14便から17便へと増便。シンガポール/アーメダバード便は週2便から3便へと増便する。イスタンブール路線では、週4便から6便へ増便し、週3往復はイスタンブールを経由しアテネまで運航する。ヨハネスブルグ経由のケープタウン路線は週3便から4便へ増便する。
深セン航空、スターアライアンスに加盟へ、12年末までに作業完了
スターアライアンスは7月6日、スターアライアンス社長会において深セン航空(ZH)の加盟を全会一致で承認したと発表した。同日から加盟準備を正式に開始し、中国国際航空(CA)の支援と援助のもと2012年末までに準備作業官僚をめざす。
なお、アライアンス各社は成長市場である中国の航空会社取り込みを進めており、スターアライアンスも2007年12月にCAが加盟。ZHはスターアライアンスにとって2社目の中国系航空会社となる。ZHの加盟により、中国のスターアライアンスネットワークに浙江省、臨沂、秦皇島、石家荘、舟山の5つの就航地が加わる予定だ。
全日本空輸と日本航空は21日までに、燃料価格の変動に応じて国際線の航空運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を8?9月発券分で引き上げるとそれぞれ発表した。原油高による航空燃料の上昇を反映した。
値上げ幅は両社とも同水準。日本発片道当たりのサーチャージは、北米・欧州・中東路線が4000円増の2万9000円。ハワイ・インド路線は2500円増の1万8500円。タイ・シンガポール路線は2500円増の1万5500円。韓国路線は500円増の3000円に引き上げる。
全日空と日航、サーチャージ引き上げ 8?9月
大韓航空のA380が就航=「空飛ぶホテル」1日1往復?成田
ゆったり、ひろびろ 大韓航空A380、成田に就航
大韓航空が運航するエアバスA380型機の初便が17日、成田空港に降り立った。旅客機としては世界最大で「空飛ぶホテル」とも呼ばれる同型機。空港では、初めての到着機に消防車で放水して就航を歓迎した。
同社のA380型機は仁川(ソウル)?成田を1日1往復する。座席数は同型機としては世界最少の407席で、客室内のゆったりした空間が特長という。成田発着便の同型機就航はシンガポール航空、ルフトハンザ航空、エールフランス航空に次いで4例目だが、現在も就航中の航空会社は大韓航空以外ではルフトハンザだけだ
キャセイ、レジャー向けにビジネスクラス割引運賃、2人以上の渡航で適用
キャセイパシフィック航空、ビジネスクラス正規割引運賃「ビジ得14 コンパニオン」を販売
キャセイパシフィック航空(CX)は6月17日、2人以上の渡航の際に適用するビジネスクラス正規割引運賃「ビジ得14 コンパニオン」の販売を開始した。レジャーでのビジネスクラス利用の掘り起こしをめざしたもので、成田、関空、中部、札幌、福岡からの多様な路線で設定。運賃は、例えば成田/香港線の場合14万5000円から。日曜日と月曜日の日本出発、金曜日と土曜日の日本到着には適用しない。対象路線は下記の通り。
▽CX「ビジ得14 コンパニオン」対象路線・成田、関空、中部、札幌、福岡発着香港台北(札幌を除く)バンコクシンガポールクアラルンプールペナンプーケットコタキナバルマニラセブベトナムハノイプノンペンブルネイ・成田、羽田、関空、中部、福岡発着フィジー
JATA、燃油サーチャージ廃止訴え航空局長に要望書提出
日本旅行業協会(JATA)は6月10日、燃油サーチャージの廃止などを訴える要望書を国土交通省に提出した。JATA副会長で海外旅行委員長の佐々木隆氏が国交省を訪れ、航空局長の本田勝氏に手渡した。
要望書では、JATAがかねてから求めていた燃油サーチャージの本体運賃への一本化と、一本化に向けた「検討委員会」の設置を強く求めた。また、一本化の迅速な実現が困難な場合には、燃油サーチャージ額の最小化と変動幅の縮小化を要望。さらに、旅行者から燃油サーチャージの理解を得られるよう、表示や説明などの改善に関して措置や指導を求めた。
本体運賃への一本化では、先ごろの国際航空運賃の規制緩和により、航空会社があらかじめ認可を受けた上限の範囲内で運賃を変更できるようになったことを受け、燃油サーチャージを一本化しても本体運賃の変更で燃油費用の変動に対応可能と指摘。「検討委員会」では、航空局と航空会社、JATAをメンバーとし、一本化への諸課題に対応できる体制を要望した。
一方、一本化が困難な場合における燃油サーチャージの最小化では、航空会社の燃油サーチャージ額適用基準の見直しを要請。現在、日系航空会社などではシンガポールケロシン市場価格の2ヶ月平均が1バレルあたり60米ドルを下回った場合に燃油サーチャージを廃止するとしているが、この基準を引き上げるなどして、燃油費用をできる限り本体運賃に組み込むように要求。また、「需要喚起、国民の利益という観点から、限度額の設定も有効な措置」と提案した。
このほか、表示、説明に関する改善では、航空会社から旅行者に対する周知の取り組みが十分ではないと指摘。政府としての理解向上の取り組みや、航空会社に対する指導強化を要望した。
なお、JATA理事長の柴田耕介氏は6月15日の専門誌記者会見で、「粘り強くやっていく」と語り、2月に海外旅行委員会の下に設置した「航空・空港問題部会」とも連携して、今後も継続的に働きかけていく方針を示した。
エア・カナダからのお知らせ
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に遺憾ながら、エア・カナダとカナダ自動車労働組合(The Canadian Auto Workers)との話し合いが合意に至らず、カナダ本国において弊社コールセンターと空港職員がストライキを実施することになりました。ストライキによるフライトスケジュールに変更はなく通常運航を行いますが、
混乱が予想される状況に備え、1,800人以上のエア・カナダの非組合員スタッフを動員し、お手伝いが必要なお客様を最優先に空港のセルフサービス・キオスクのご利用や乗り継ぎのご案内をさせていただきます。特に影響が予想される9つのカナダの空港(バンクーバー、カルガリー、エドモントン、ウィニペグ、トロント、モントリオール、オタワ、ハリファックス、セントジョーンズ)のキオスクでは、通常より長い列が予想されますので、お客様へはオン・ラインでのチェックイン利用や空港へ早く到着いただくことをお勧めください。また、空港での手続きを迅速に進めるため、お手荷物の預け入れはできる限りお控えいただくようご案内ください。
ストライキ期間のエア・カナダ便のご予約をお持ちのお客様へは、空港に向かわれる前に弊社
ウェブサイトaircanada.jpまたはaircanada.comの最新情報をご確認いただき、aircanada.comのセルフサービス・チェックイン機能をご利用いただきますようご案内ください。
オン・ラインチェックインは出発の24時間前からご利用いただけます。
エア・カナダではお客様のご不便を最小限にするため、最大限取り組んでまいります。
ご理解とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
エア・カナダ
日本支社
マレーシア航空、ワンワールドに加盟へ
マレーシア航空(MH)は6月6日、ワンワールドに加盟することが決定したと発表した。正式な加盟契約は終えていないものの、2012年末にはワンワールド加盟航空会社として運航を開始する計画。現在、クアラルンプールなどマレーシアには、日本航空(JL)とキャセイパシフィック航空(CX)、香港ドラゴン航空(KA)、ロイヤルヨルダン航空(RJ)が路線を設定しており、MHは加盟に向けて、これらの航空会社とのコードシェアなど提携を進めることとなる
ANA、Twitterを使った運航見通し情報配信サービスを開始
全日空(NH)は6月7日から、国内線と国際線の運航見通し情報配信サービスを、Twitterで開始する。東日本大震災でソーシャルメディアの情報伝達手段の有効性が発揮されたことから、利用者への直接駅な情報提供の手段として利用。配信するのは当日と翌日を中心とする気象状況などから予測される運航見通しで、配信時間は午前7時から午後9時まで。配信回数は1日5回程度を予定している。Twitterでの情報提供は140字程度だが、便ごとの詳細情報は、従来通りNHホームページで確認できるようにする。
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